
当社の細胞培養加工施設(品川CPF)は、2015年5月に「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づき、特定細胞加工物製造許可を取得しました。品川CPFではこれまでの豊富な実績に基づく免疫細胞技術の細胞加工に加え、体細胞、幹細胞、iPS細胞などの多様な細胞加工を行うことを視野に入れて設計されています。
また、「再生医療等製品の製造管理又は品質管理の基準に関する省令(GCTP)」も満たす設計をしており、再生医療等製品の開発から商業生産までも対応可能となっています。
品川CPFは、複数案件を同時に扱うことが可能である一方で、細胞の取違い等が行われないよう十分に配慮された施設設計をしております。また、取り扱う細胞によりフレキシブルに機器等の配置転換ができるとともに、細胞技術で必要な技術移転や検証に必要な設備/機器も配備されております。
製造
様々な再生・細胞医療技術に対応可能な多目的対応型細胞培養加工施設であり、複数の案件を同時に扱うことが可能な設計と体制を整えています。
検査
生物学的検査ができる機器が揃っており、各種検査に対応可能です。
ロジスティックス
羽田空港から車で約10分であり、全国各地への細胞輸送が柔軟に対応できます。
非常時対応
免震構造を備え、非常用電源装置を確保、空調設備、関連機器のバックアップ体制など、徹底したリスク管理体制を整えています。
セキュリティ
入退室管理や映像管理によるセキュリティに配慮し、設備・機器などの運転状況を24時間体制で監視しています。
保管設備
細胞や試薬・培地・消耗品等の購買品の保管場所を完備しています。